赤ラディッシュの新芽 味と使い方

栄養価が高いといわれているスプラウト(発芽食品)。
いわゆる「❍❍スプラウト」というものの他にも、例えばかいわれ大根、もやし、豆苗、アルファルファなども発芽野菜ですので、意外と身近な野菜でもあります。

今回は、数あるスプラウトの中でずっと気になっていた「赤ラディッシュの新芽」をいただいてみました。

赤ラディッシュの新芽の特徴

なんといってもその特徴は見た目!
形状はカイワレ大根そっくりですが、茎は紫がかったピンク色が薄くにじんだようなお色です。
赤ラディッシュという赤い色の大根の種子から栽培されているからなのでしょうね。
野菜としてはめずらしい色であり、自然由来の色で安心して利用できるのは嬉しいポイントです。
実際、普段食べるお料理にトッピングするだけで、おしゃれで華やかになりますよ♪

赤ラディッシュの新芽の味

味は。。。辛い!
ピリッとした辛味を強く感じました。
カイワレより辛い気がします。
試しに葉の部分と茎の部分を別々に食べてみると意外なことがわかりました。
辛味は葉の部分が断然強い!刺激的な辛さです。
そして、茎の部分は若干の辛味とともにうっすらしょっぱさを感じるのです。
気になって調べてみたところ、今回いただいた商品の販売元である㈱サラダコスモさんによると、栽培時に塩を使用しておられるとのことで、合点がいきました。
地元の地下水と天然温泉水、そして、モンゴル産の天日塩のミネラルを使用することで、化学肥料を使わない栽培方法を開発されたのこと。
素晴らしい取り組みですね!

赤ラディッシュの新芽の使い方

下ごしらえは、根元を切って水洗いするだけ。
生で食べられます。

根元を切った長い状態でラーメンやフォーなど麺類にのせたり、細かく刻んで冷奴などにのせたり。
辛すぎするかと思いましたが、お料理と一緒に食べるとこの辛味がよいアクセントになっている気がしました。
辛いのが苦手な方やお子様には、葉の部分を少なめにするなどして調節しながら、この色味を活かすことができるかもしれません。

お刺身のつまというと、大根やニンジンの千切り、シソなどが一般的ですよね。
お店でいただくと花穂、タデ、食用菊などがあしらわれたりもしますが、少量しか必要ない上にお値段も結構するので、なかなか家庭では用意しにくいと思います。
その点、この赤ラディッシュの新芽は、お値段はカイワレ大根と変わらず、しかも、上記のように様々な用途に使えます。
大根の仲間ですから味的にも合うんです。
経済的にお手軽にお刺身のお皿をバージョンアップできるアイテムとして、取り入れていきたいなと思いました。